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写真集の薦め 4 / 1000 レコード ジャケット [Book]

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1000 レコード ジャケット ( マイケル・オルク 定価 2,500 円 )


95 年に出版された本作ですが、日本の出版社から発売されたのは 02 年。
767ページを使い、著者のお気に入りのアルバムジャケットが
1950年から年代順に並んでいる本書は、大きさもハードカバー並の大きさ
なので(分厚いですが)、The Art Of Rock ( コンパクト版も出ていますが )
といった本よりも観やすいのがよい。

そして、掲載したように、ページ、ページで同じような雰囲気のジャケットを
並べてくれているところが、これまたおもしろい。

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1回目は、次はどんなパターンのジャケットかなと思いを巡らせながら楽しむ。
2回目は、自分が持っている LP は何枚あるかを確かめる。
3回目は、自分は持っていないけど、デザインの良いジャケットを探す。
と、何度でも色々な楽しみ方ができるのが写真集のおもしろさだと思います。

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そして、あ、この LP 聴いてないから、聴いてみようかなとソファーを立ち、
棚に LP を取りに行き、レコードに針を落とすと、その当時にタイムトリップできる。

やっぱり、音楽って偉大だなと思うのです。
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ボブ・ディランを語りつくせ ! [Book]


昨夜は夜からのお仕事、深夜2時に終わり、
それから夕食を食べたら、帰宅が4時頃になりやっと、今起床です。


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先日、「ボブ・ディランを語り尽くせ!」という本を読んでみました。
「鈴木カツ、菅野ヘッケル、宇田和弘、立見伸一郎」さんという
4人の方の対談本でありますが、これが意外におもしろかった。

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↑ 真面目なボブ・ディランのカバーバンドの CDです。


これを読んだ後では、私が Bob Dylan を語るなんてことは、
恐れ多くてできません、年季も、情熱も足下にも及びませんから。
しかし、当時の裏話や、各人が語るアルバムへの思い入れ、
それこそ、この世の中にディランの曲がどれだけカバーされているのか
など興味津々で読ませてもらいました。
裏話 :
( ニュージャージーでのライブで、ステージ脇にブルースが待機して
ディランから合図を待っていたら、結局、合図がなく出番がなかったらしいです)
(ジョン・ハモンドのお葬式で、ブルースがフォーエバー・ヤングの弾き語りを
したらしいのですが、その演奏は絶品らしいです、ぜひ、Forever Young 好きな
私はこの音源を欲しいと思うのです)


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↑ 立見氏はこのCD-ROMを観たいがために、マックを購入したそうです。これがフリーク魂ですね。私もなぜか購入しておりました。


立見伸一郎さんという蒐集家がこれまた凄い。
本当にここまでいくと、ひとつの学問の教授のような存在です。
大学でも専門科目に、ボブ・ディラン論なんてあってもよいくらいだと思う。
いや、あるべきだと思う、偉大なアーティスト達のこと
を学ぶ学科があってもよいではないか。
平和な友好的な学生が増えると思うな、私が学校法人を持っていたら
ぜひ、すぐにでも開設しますな。

というわけで、ディランに少しでも興味のある方はぜひ一読してください。


番外編
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私のお気に入り。
ブライアン・フェリーが全曲、ボブ・ディランの曲をカバーしたアルバム。
73年頃から、ディランの曲だけのアルバムを作りたいと思っていたらしい。
まあ、彼の歌い方が馴染まない方には、お薦めできませんが(笑)。
このツアーの DVD もリリースされていたはずですが、機会があれば映像も観たい。

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"バシャール × 坂本正道 人類、その起源と未来"を読み終えて [Book]


"バシャール × 坂本正道 人類、その起源と未来"

このプログでは紹介してきませんでしたが、
昨年、山川健一さんの「リアルファンタジア・2012年以降の世界」
という本を読んでから、坂本正道さんの本も読むようになり、
週末、本棚に積んであったこの本を読みました。

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そうしたら、昨日紹介した"1Q84 "の世界の解説本
かと思うぐらいにシンクロしていました。
村上春樹さんは、こういうことを伝えたかったのかと思いあたりました。
バシャールが言う振動の概念や、パラレル・アースという並行している
二つの地球の考え方、そのまんまじゃんと思ったのです。

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これらの本の内容をこのブログで説明したいと思っていましたが、
私の理解している範囲では上手く皆さんに伝えられないのです。
ヘミシング、パラレル・アース、振動数をあげること、
ワクワク生きること、笑うことの大切さ等を説明するには、

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もう少し自分の中で理論の消化が必要ですので、
興味のある方は、ぜひ、ご紹介した本を読んでみてください。
明日から、生きることにワクワク出来ると思いますよ。
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1Q84 / 村上 春樹 を読み終えて [Book]

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最近は、村上春樹さんの熱心なファンではなかったけど、
話題になっていたので読んでみました。
結論、正直言って何を言いたいのか、凡人の私には理解不能でした。
一途な愛を描きたかったのか ?

世間が何年ぶりの村上春樹の新作とか言って、
踊らされている感が強いと思うのです。
相変わらずの村上ワールドですが、その世界に興味がない人が、
読んでもちっともおもしろくないと思います。

ろくに文章も書けない私が言うのは失礼ですが、
文中に、同じような表現描写が何度も出て来て、
それを読むのが面倒くさいことが何度もあったし、
堪能小説を読まされている感が強く心地良さを感じません。
下巻の後半は、紙面が少なくなったせいか、
無理矢理、話をまとめていく急激な展開も「ふむー」と言った感じです。
これだけのページを読んできて、最後はこれかよとも思うし、
解決されていない箇所もあるし、後味がよろしくなく、釈然としない。

読者に考させる終わり方は当然あってよいと思うのだが、
私が感じたのは、今作は無理矢理終わったという印象が
非常に強く、とても残念に思うのです。

さて、この本を読まれた皆さんはどのように感じられたのでしょうか。


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↑ ブルースの Born In The U.S.A のピクチャー LP

ちなみには、私の 1984 年は、祖母が亡くなった年であり、
その時、Van Halen の Jump が 1 位だったこと、
Bruce Springsteen の Born In The U.S.A が発売された年
だという記憶が鮮明に残っています。
当然、月はふたつありました(笑)。



番外編
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まだ、ストーン・ポニーが営業しているとは知りませんでした。
キモック先生の、ストーン・ポニー公演ポスターです。




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Hawaii Book [Book]

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↑枻出版から1,800円で出版されています。この出版会社は社員が色々がんばっていると思います。応援したい出版会社です。

昨夜、近くの本屋さんに雑誌を買いに行ったら
その雑誌が見当たらず、この本が目についたので購入しました。

ハワイイ島とオアフ島の情報本です。
私は悪い癖で、ハワイイに関する本も色々買ってしまうのです。
何でもというわけではないし、こうでないといけないというルールはなく、
本を手に取った瞬間の、自分なりのフィーリングでさらっと購入してしまいます。
(それで、失敗することも多いのですが、懲りません)

今回の本は、写真の使い方も何となく楽しい感じだし、
軽く楽しめる印象を受けました。
内容はハワイイ中級編かな、ほとんど知らない情報はなかったから。

私としては、もっとディープな内容のハワイイ本を求めていますが、
そんなにディープだったら購入する人が激減しちゃうもんな。
出版社はあたりさわりのない適度の内容でないと駄目なんだよな。

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↑こういうお店を紹介したいと思うのです。これ見せると10% Offしてくれるのです。何年経っても使えているから不思議な店ですが、普通の観光客はまず店に入らないですな。

1ヶ月ぐらいハワイイに住んで、本当にローカルな話題で
綴る本を自主出版で作りたいですな。
今後のやりたい事リストに追加しておきましょう。




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ヒーリング・ハイ [Book]

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↑ハードカバーの時の表紙

山川健一さんの「ヒーリング・ハイ」が絶版となっていましたが、
読みたい人の要望に応えて幻冬舎文庫から再発されました。

私は95年に発売された時に読み、大変おもしろかったことを覚えています。
これは著者が車の運転中、ピンクフロイドの「ザ・ウォール」を
流している時に、チャクラが開き、オーラが見えるようになったという実話です。

オーラの色の持つ意味(政治家は黒色のオーラが多いとか)、
オーラが見えるようになる訓練方法(植物のオーラが見えやすいと、
私も試しましたが、未だにオーラを観れたことはあるませんが)
等も紹介されています。
知るのが怖いという一面もありますが(オーラの色は変化するらしいです)、
機会があれば、私のオーラ色を教えて貰いたいなと思います。

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↑今回、再発された文庫本

こうしたスピチュアル・ワールドの探求には音楽が必要不可欠らしく
(特にフロイドの音には大変お世話になっているらしい)、
音楽のことも色々書かれていて、音楽好きな人にも推薦出来る本です。
文庫本600円と安いので、ぜひ手にとってみてはいかがですか。

そして、今の時代に合わせて加筆もしているので、
ハードカバーで読んだ方ももう一度読むと新しい気付きがあるかもしれませんね。
私も購入したので、そのうち読む返してみるつもりです。


番外編
これはヒーリング・ハイの続編的に内容、99年初版。
ガルシアの話なども登場します。
ヒーリング・ハイと一緒に味わってもらいたい本です。
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現在、発売されているかは未確認です。


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The Inside Story Of Pink Floyd [Book]

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↑P-Vine Books 定価2,500円

これは、ピンクフロイドのドキュメンタリー本です。
フロイド誕生からアルバム「狂気」が出来上がるまでのお話。
フロイドに興味のない方は、読んでもちっともおもしろくないと
思いますが、フロイドファンの私にとっても興味津々でした。

上巻は、ほとんどシド・バレット中心のエピソードが天こ盛りです。
しかし、シドも薬に自分の自由を奪われてしまったのです。

ボンペイの裏話、エコーズの録音方法、
ストーム・トーガソンとフロイドの関わりとジャケット製作の秘話、
狂気の録音話、ステージ上のスポットライトの進化、
原子心母のジャケットの牛のフルネームは「ルルベル3世」など、
とてもとてもおもしろい話を知ることが出来ました。
そして、以前から好きだった曲が更に愛すべき曲となって、
また違った音に聴こえてくるのだから不思議です。

フロイドファンはやはり一読すべき本だと思います。
今は別の本を読みはじめてしまったので、
下巻はもう少しあとの楽しみに取っておきます。


番外編 1
ジョージ・グリノーの「クリスタル・ヴォイジャー」という
サーフムービーにエコーズを使用することを許可した代わりに、
その波の映像を手に入れたフロイドは、そのフィルムを
自分たちのショーで使っていたことも、この本を読んで確認できました。
この作品の詳細はこのブログで以前に書きましたので、
そちらを参照してください。

番外編 2
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このブライアン・イーノの仕事が素晴らしかったらしいのです。
ぜひ、当日の映像を観てみたいし、イーノのライブを観てみたい。
26 May - 14 June 2009
Sydney Opera House presents LUMINOUS - a festival of music,
ideas, light and performance. Curated by Brian Eno,
this inaugural year features a plethora of music acts,
alongside public talks and spectacular light and art installations.
Music highlights include Battles, Ladytron, Lee Scratch Perry,
Jon Hassell, Reggie Watts and Karl Hyde.
LUMINOUS is part of Vivid Sydney, a Sydney wide mid-year festival.

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編集者の時代 / 雑誌作りはスポーツだ [Book]

また、Popeye 関係の本を紹介したいと思います。

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マガジンハウス文庫 600円

これは、雑誌ポパイの編集後記からチョイスされた文庫本です。
ポパイ世代の私にとっては、とてもおもしろい企画でした。
各コラムを読むとその時代背景が頭の中に浮かんで、ニヤニヤ出来たり、
良い時代だったことを思い出させてくれます。

夢のローズボウル、みんなでフリスビー、ハワイを知らなすぎた、
ローラースケートが熱い、ラコステの新しい着方、銀河宇宙の彼方へ等
タイトルだけで私は楽しくなれました。

そして、過去の考え方が、現代だからこそもう1回通用するんじゃないかなと
思わせてくれる記事もたくさん発見出来ました。
当時は、流し読みしていたこの編集後記も、こうして1冊の本にしてもらえると
こんなに楽しく読めるのかと嬉しい驚きもありました。

ぜひ、当時の音楽を聴きながら、リラックスして読んでもらいたい1冊です。


番外編 1
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本日、明日とレオン・ラッセルのショーがありますね。

番外編 2
ケニー・ランキンが肺ガンのため69歳で亡くなりました、合掌。



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年老いてこそ [Book]


ミック・ジャガーは60歳で何を歌ったか
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(著者 中山康樹 幻冬舎新書 740円)

先日、本屋さんをブラブラしていた見つけた本です。
60歳以上の14人の年老いたロッカーが、今なお、素晴らしい作品を作り、
精力的に活躍していることの素晴らしいさを語った本です。

この本では、ジョン・フォガティー、グラハム・ナッシュ、
ロッジャー・マッギンなどの話も綴られています。
当然、全盛期を超えるような活躍はないですが、
海外では正当に評価され続けているのです。
日本でも、もっと若い人にこうした渋いロックを聴いて貰い
その凄さを実感してもらいたいものです。

この本には掲載されていませんが、確かに私の好きなデッド、
ウィリー・ネルソン、レヴォン・ヘルム、ポール・サイモン、
ボブ・ディラン等は未だに新しいことに挑戦しているし、
素晴らしい曲を作り続けています。
レヴォン・ヘルムはガンを克服して、今なおウッドストックの
自分のスタジオで若いミュージシャンとライブ活動をしていたり、
フィル・レッシュも臓器移植、ガンも克服して未だに4時間近い
ライブショーを行い、ファンを喜ばしてくれています。


これこそ大人のロックなのだと思います。
年を取って、枯れて、これまでにない渋さや旨みが出てくるのです。
決して、若いときには書けない曲やメロディーを60歳を過ぎて
花咲かせていく偉大なるロッカーに乾杯です。

私もこうした魅力的な年の取り方をしたいものです。
皆さんもこの本を読めばそう思うはずです。



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The Shack (神の小屋)を読み終えて [Book]


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作者 : ウイリアム・ポール・ヤング /サンマーク出版1.900円

とても、素敵な小説に出会えました。
あとがきに、U2、ディラン、ジェームス・テーラー、ブルース・コバーン、
エイモス・リー、ジャクソン・ブラウン、インディゴ・ガールズ、
サラ・マクラクラン、マーク・ノップラー等の音楽的インスピレーション
を受けていると書かれていたので、おもしろそうだと購入したわけです。

確かに、物語の随所にこの音楽家達の詩にインスパイアーされている
ような文章表現を読み取ることが出来ます。

ウィリアム・ポール・ヤングは作家ではなく、
奥さんに「あなたの考えた方はおもしろいので、子ども達に
伝えるべきだ」と言われて、家族向けにこの小説を書いたのだが、
いつの間にか出版社の目にとまり、このように多くの人に読まれることになったのです。
(ただ、子どもが読むには、かなり難解だと思いますが)

この世界には理不尽なことが起こります。
理不尽な目にあったことがあるあなたなら、この本を読むことにより
癒され、あなたの心が再生されることと思います。

この本は決して、キリスト教のことだけではなく、
皆さん1人ひとりが信じている神様のお話です。

きっと、映画化されると思います。
後半のシーンを考えると、私はティム・バートンに監督をまかせたい。
映画「Big Fish」に重なるのです、きっとあの映画の色彩の世界なのだと
想像しながら、読んでいました。
想像できる楽しみ、それが本を読む醍醐味です。
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